事務長メッセージ
みなさんはじめまして。漫画カルチャー学園・事務長の村中です。いつもマンガ講座を訪問するとき、マイノリティとしての経験は素晴らしいな~と、感じます。
他人と異なる趣味や経験を持つことは、マイノリティの経験 として非常に重要です。そのような経験を通じて、 自身が差別や偏見に直面したり、不平等な扱いを受けたりすることで、他の人々の目線から自身の立場を考える機会が生まれます。
私の場合、留学やバックパッカーの困難な体験が、このような視点を広げる助けとなりました。異なる文化や価値観に触れることで差別や偏見に直面することもありましたが、自身の視野が広がり、柔軟性や寛容さが養われます。異なるバックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、他の人々の立場や感情に敏感になり、対話や協力関係を大切に感じるようになりました。
こういった経験によって、コミュニケーションのギャップを埋めたり、他者とのつながりを感じることが漫画カルチャー学園における事務局の運営でも役立っているように思っています。
自身がアウェイ感を感じる立場に立つ経験は、他の人々の立場や感情を共感し、理解するための基盤を築くことになります。異なる立場や感情に対する共感を通じて、より包括的な視点を持つことができる。これは、他人との関係を構築し、相互理解を深める上で非常に重要な能力です。
他人と異なる趣味や経験を持つことは、個人的な成長や社会的なつながりを促進する上で価値のある経験です。 マイノリティの経験が、他者との相互理解を深め、より豊かな人間関係を築き、社会全体の包括性や寛容性を高める一助 となることでしょう。
MCGのマンガ教室でさまざまなバックグラウンドを持つ人々が、お互いに異なる立場や感情に対する共感を通じて、創作を愉しめる場 を提供中、ご参加お待ちしております。
事務長 村中 雄摩