2018年度 学園長メッセージ

みなさん、こんにちは。漫画カルチャー学園(MCG)学園長の野田陽子です。
2018年度のご挨拶として、今年は私たちがご提案している「日常との調和(LIFESTYLE)」と、月2回というペースの合理性についてお話しさせてくださいね。
毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。「今日の夜こそ、推しの尊いイラストを完成させるぞ!」と意気込んで帰宅したはずなのに、気づけばお風呂上がりにお布団でiPadを抱えたまま寝落ちしていた。そんなご経験、誰にでもあります(笑)
忙しい社会人の皆さまが、せっかく勇気を出してオンラインの動画講座に課金したのに、見る体力が残っていなくて積ん読になってしまう。あるいは、お教室に通い始めたものの「今週は宿題が終わっていないから気まずい」と足が遠のいてしまう。
大人の趣味において、これが一番悲しいすれ違いやと思うんです。
一般的なカリキュラム制のお教室からすれば、毎回しっかりと宿題を出して家でも毎日練習させるほうが、生徒さんの技術を早く上達させることができて「教えやすい」のかもしれません。
でも、私たちはプロの漫画家を工場のように大量生産したいわけではありません。忙しい大人の女性が背負う自給自足の業を、いかにストレスなく心地よく形にしていただくか。それこそが私たちの使命です。
だからこそ、MCGでは家での課題や宿題の強要をすっぱりと手放しました。
私たちのシステムはとてもシンプルです。ご自宅では、どうかゆっくり休んだり、心ゆくまで推し活を楽しんでください。そして月に2回、この教室の扉を開けたときだけ、日常のスイッチをオフにして「誰にも邪魔されない自分だけの創作タイム」に没頭していただく。それだけで十分に作品は完成するよう、プロの講師が無駄なく効率的に伴走いたします。
「月2回で本当に大丈夫?」と聞かれることもありますが、頻繁に通いすぎると、お仕事の繁忙期や急な体調不良でお休みしたときに「行けなかった」という罪悪感が生まれてしまいます。
細く、長く、決して燃え尽きることなく創作の熱量を保ち続ける。そのための究極の最適解であり、引き算の機能美こそが「月2回」という こだわりのペース設計 なのです。
もし熱量が落ち着いたり、お仕事が忙しくなったときは、気まずい思いをして講師に直接引き留められるようなことはありません。事務局がドライに休会や退会のお手続きを承りますので、どうぞ安心してくださいね。
日常を圧迫するのではなく、毎日の生活にそっと彩りを添える大人のためのサードプレイス。
絵を描く気力が残っていない日があっても大丈夫です。まずは息抜きをするような気軽な気持ちで、この空間へふらっと遊びにいらしてくださいね。お互いの「好き」を尊重し合えるプロの講師たちが、皆さまのペースに合わせて優しく伴走いたします。
学園長 野田陽子